現在のスピリチュアル業界について、真面目に考えるブログ

泣いて笑って喧嘩して。愛と勇気で突き進むスピリチュアルと占星学の遍歴の記録。

そもそも、スピリチュアルって何だろう?  久しぶりに江原さんをTVで見た。

スピリチュアルって何だろう??てタイトルのまま、ですが・・・。

それも、すごく久しぶりに江原さんをテレビで見て、

今までのことを振り返ったのだ。(これもタイトル通りです・・。)

 

私が「スピリチュアル」という言葉を知ったのは、

オーラの泉」というテレビ番組のおかげだった。

 

子どもがまだ小さくて、心も体も。子育ても手探りで。

夜中の番組だったから、撮りだめしたビデオを、

昼寝してるすきにこっそり見ていた。

励まされたし、エンターテイメントとしても楽しかった。

人生哲学、金言に当たるような言葉もたくさん聞けたと思う。

 

ただ、励まされた、元気が出たという部分は、

普通のカウンセリング、コミュニケーション、

知識や経験から得たアドバイス的な部分のほうが

結局多かったんだと思う。

 

今思えば、

江原さんの語るオーラの色や、前世ストーリーは

スピリチュアル、というよりサイキックエンターテイメントだった。

オーラや前世は、スピリチュアルという広大で煩雑な領域の

ほんの一部分でしかない。

 

もちろん、サイキックを見せびらかしたんじゃなくて、

スピリチュアルを広める、きっかけを作ることをもくろんで、

テレビに出た、と、御本人の著作でさんざん言及している。

テレビの世界では、スピリチュアルの全貌を伝えるには、

無理がありすぎたんだろうな、と思う。

 

で、タイトルに戻って。

スピリチュアルは、スピリット(魂)の、という意味だ。

 

端的にいえば、

人は死んだら、どうなるのか?どこへ行くのか?

そもそも、どこから来たのか?

何のためにここにいるのか?

を思索するもの、なのだ。

 

このテーマは、古今東西の人類のテーマだ。

文明の誕生と同時に、人類が抱えたテーマである。

 

*****

死と誕生のサイクル、法則を知ることと、

人として。現実の生活を幸せに過ごすこと。

これを担ったのが、伝統的宗教だ。

 

今の日本のスピリチュアル業界は、

・日本古来の神仏習合信仰をベースとしたもの、

・伝統的宗教の秘教・密教と言われる部分をベースにしたもの、

・神智学系から、ニューエイジの流れでアメリカから日本に広まったもの、

 

の3つの系統が、複雑に絡み合って展開していると思う。

日本古来の神仏と関わる霊能者さんやその業界には、

今のところ縁がないので、何も書けない。

 

伝統的宗教のなかの、秘教・密教(エソテリック)なものと、

神智学からのニューエイジ、日本へ流入は、

密接にかかわりあっていて、

私が今まで縁があって学んできたものでもあるので、

次はその辺を書こうかと思う。