そもそも、スピリチュアルって何だろう? 久しぶりに江原さんをTVで見た。
スピリチュアルって何だろう??てタイトルのまま、ですが・・・。
それも、すごく久しぶりに江原さんをテレビで見て、
今までのことを振り返ったのだ。(これもタイトル通りです・・。)
私が「スピリチュアル」という言葉を知ったのは、
「オーラの泉」というテレビ番組のおかげだった。
子どもがまだ小さくて、心も体も。子育ても手探りで。
夜中の番組だったから、撮りだめしたビデオを、
昼寝してるすきにこっそり見ていた。
励まされたし、エンターテイメントとしても楽しかった。
人生哲学、金言に当たるような言葉もたくさん聞けたと思う。
ただ、励まされた、元気が出たという部分は、
普通のカウンセリング、コミュニケーション、
知識や経験から得たアドバイス的な部分のほうが
結局多かったんだと思う。
今思えば、
江原さんの語るオーラの色や、前世ストーリーは
スピリチュアル、というよりサイキックエンターテイメントだった。
オーラや前世は、スピリチュアルという広大で煩雑な領域の
ほんの一部分でしかない。
もちろん、サイキックを見せびらかしたんじゃなくて、
スピリチュアルを広める、きっかけを作ることをもくろんで、
テレビに出た、と、御本人の著作でさんざん言及している。
テレビの世界では、スピリチュアルの全貌を伝えるには、
無理がありすぎたんだろうな、と思う。
で、タイトルに戻って。
スピリチュアルは、スピリット(魂)の、という意味だ。
端的にいえば、
人は死んだら、どうなるのか?どこへ行くのか?
そもそも、どこから来たのか?
何のためにここにいるのか?
を思索するもの、なのだ。
このテーマは、古今東西の人類のテーマだ。
文明の誕生と同時に、人類が抱えたテーマである。
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死と誕生のサイクル、法則を知ることと、
人として。現実の生活を幸せに過ごすこと。
これを担ったのが、伝統的宗教だ。
今の日本のスピリチュアル業界は、
・日本古来の神仏習合信仰をベースとしたもの、
・伝統的宗教の秘教・密教と言われる部分をベースにしたもの、
・神智学系から、ニューエイジの流れでアメリカから日本に広まったもの、
の3つの系統が、複雑に絡み合って展開していると思う。
日本古来の神仏と関わる霊能者さんやその業界には、
今のところ縁がないので、何も書けない。
伝統的宗教のなかの、秘教・密教(エソテリック)なものと、
神智学からのニューエイジ、日本へ流入は、
密接にかかわりあっていて、
私が今まで縁があって学んできたものでもあるので、
次はその辺を書こうかと思う。